東大・京大をはじめ全国の大学生協の書店で2024年の年間1位。筑波大助教で日米文化史を専門とする阿部幸大さんが、人文学などの論文の書き方をイチから伝授しています。初学者から研究者まで論文の書き方を学べるという本書は、どのように生まれた ...
映画『アプレンティス』が日本でも公開され、話題になっています。ロイ・コーン弁護士に「必勝法」を学んだドナルド・トランプは、大統領になると、スティーヴ・バノン首席戦略官に「ポピュリズム」を教わります。「アメリカ大統領の創り方」はどのよ ...
1980年代初め、北方さんを流行作家に押し上げたものの、社内では「ツキに恵まれた一発屋」と思われていた。ツキを手放すまいと、多くの作家に声をかけるうち、逢坂剛さんから650枚ほどの原稿を預かる。「時間と視点」の観点から細部まで読み込み、改善点を指摘し ...
西田幾多郎の思想には、現世的・近代資本主義における都市生活者の宗教といった特徴を持つ新仏教運動の影響が見られる。そのため、西田の指導を受けた真言宗智山派の高神覚昇と西田の弟子と接点の多い松下幸之助にも、その影響が見られる。『西田哲学 ...
教誨(柚月裕子、小学館文庫) 変な絵(雨穴、双葉文庫)青い壺(新装版)(有吉佐和子、文春文庫) 一次元の挿し木(松下龍之介、宝島社文庫)同志少女よ、敵を撃て(逢坂冬馬、ハヤカワ文庫JA) ...
「人をコントロールしたい」「退屈さを感じることが多い」「私はほめられて当然だ」「人が苦しむ様子を見てしまう」……。心理学者の小塩真司さん(早稲田大学文学学術院教授)による『「性格が悪い」とはどういうことか』(ちくま新書)はあなたの中 ...
先日亡くなった川田順造先生が、日本の文化人類学に与えた影響は計り知れない。レヴィ=ストロースが川田さんを「現代の人類学の中で、別格の位置」と評したのは、その人類学的営為が、20世紀に誕生した文化人類学を21世紀に継承・発展させるため ...
出版科学研究所は、2024年の出版市場規模(紙と電子の合計)が前年比1.5%減の1兆5716億円だったと発表した。3年連続の前年割れとなる。電子出版のシェアは36%と、電子出版の統計開始以来10年連続で拡大した。
(1)は新宿歌舞伎町の路上で、二次元キャラ好きで恋愛経験ゼロの銀行員・由嘉里が、希死念慮のある売れっ子キャバ嬢・ライに拾われ同居生活を始める物語。ライや彼女の仲間たちと語らい「癖つよ」な価値観に触れることで、由嘉里は自分が大事にしたいものは何かを探り ...
村木嵐さんの歴史小説「いつかの朔日(さくじつ)」(集英社)は徳川家康に仕えた親子を通して戦国の世を見つめる。いつか天下をとる人だと家康を信じる忠臣たちを描いた連作短編集だ。
高木秀玄訳。講談社ブルーバックス・1012円。1968年刊。106刷34万5千部。著者(1913~2001)は米国生まれ。社会心理学や統計学を研究。「書名は逆張りだが内容はベーシック。古典として読まれている」と担当者。=朝日新聞2025年2月8日掲載 ...
――「探究Ⅲ」の連載初回に書かれていたことですね。柄谷さんは「建築への意志」以降の理論的な仕事で内省を突き詰めていくなかで壁にぶつかって、「探究」で他者と出会う方向に“転回”するわけですが、その“転回”の前でも後でもなく、その間、つまり“転回”そのも ...
Some results have been hidden because they may be inaccessible to you
Show inaccessible results